小学校算数2年生の項目詳細【測定】

算数2年生の測定を詳しく見るイノママと姉弟

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はじめに

以前の記事「小学校算数2年生の単元と項目」で内容一覧を、具体的には『 内容領域ごとの「単元名」「項目名」』をご紹介しました。

小学校算数2年生の単元と項目
算数2年生で学ぶ内容について「単元名」ごとに「項目名」「捉え方・考え方などのポイント」「用語や記号」を紹介しています。

 

それだけでも十分かもしれませんが、学習指導要領 公式解説には、なるほど!と思う詳しい内容が沢山載っています。

家庭学習をサポートする上で、知っていて損はないと思います。よって、公式解説を基にまとめた「項目の詳細説明」を、以前ご紹介した「項目名」に沿って、一覧にしてご紹介しています。

一度にご紹介するとボリュームが多くなりすぎますので、領域ごとに記事を分けています。それでは今回は詳細3領域目、「小学校算数2年生【測定】の項目詳細」です、見ていきましょう!

 
PDFとnoteのご案内
〇内容一覧である上記の記事を、見やすく印刷しやすいようA4にまとめた「小学校算数2年生の単元と項目 PDF」を、noteで公開しています!(有料公開です)
イノママ 小学校算数2年生の単元と項目 サンプル
このPDFがダウンロードできるnoteはこちら! (ダウンロードは有料ですが、noteへ移動しただけでは料金は発生しません(^^)/)
 

 

【測定】領域について

【測定】領域では、算数や数学の基本となる「数・量・図形」のうち、「量」について学びます。

( こちらは1~3年生で学習する領域となります。)

 

各単元の項目詳細

以下より、算数2年生の【測定】領域の各単元に含まれる各項目の詳細を、どんどん ご紹介していきます!

  • 各単元ごとに、「項目名」「項目詳細」が記載してあります

※ ご注意事項も下部にございますので、 ご一読ください。

 

量の単位と測定

量の単位と測定 : 2年生【測定】 – 項目詳細
単位とは、測定とは
  • 単位とは 「測定のために用いる基になる大きさのこと」であることを 改めて理解する
    (長さ、かさ、重さなど それぞれの種類の数量について、「この大きさを基準となる ”1” とする」と定めた大きさ、とも言えます)
  • 測定とは 「単位となる大きさを基準にして、その量の大きさを、 ”単位いくつ分あるのか” という数値で表すこと」であることを、改めて理解する
  • 測定により大きさを数値化するためには、道具が必要であることも、あわせて理解する
世界共通の単位(普遍単位)の存在
  • 場を共有できる者同士でしか通じない、「身の回りの物などを用いた その場の単位 (任意単位)」ではなく、すでに 世の中には 「世界中のどこでも通じる単位 (普遍単位)」があることを知り、その存在意義を理解して、利便性を感じる
「量の大きさを比べること」と「測定するということ」、これらを1・2年生で学びますが、1年生は土台となる感覚作りでした。2年生では、世界共通の単位である「普遍単位」が登場します。1年生はいわば井戸の中の世界でしたが、遂に大海にて黒船の登場です。世界中で共通する単位を整える、なんて 途方もない道のりでしたでしょうし、先人達の知識と努力が詰まった宝船かもしれませんね。
ところで、この「普遍単位」という用語(子供達は習いません、教える大人用の用語っぽいです)、「普遍=世界全て」と受け取って、即「普遍単位=世界共通の単位」として間違いないのか、気になったので調べてみました(坪や華氏といった、それなりに普遍的だけど 世界共通とまではいかない単位、も 世の中には結構ありますし、これらも普遍単位なのか気になります…)。ですが、この用語の定義は深く議論するものでもないようで、確証的な答えは得られませんでした…^^;
そんな中のひとまずの調査結果だけお伝えすると、『「普遍単位」は、通常は最も普遍的である「国際単位系」のことを指している』と捉えて「よさそう」です。
実際に、子供達がこれから算数で学んでいく量の単位も、「”国際単位系” として定義された単位」か、「”国際単位系と併用して使用が可能な単位” として認められた単位」中心となります。(該当しないものもあります。)
宝船のような黒船に乗ったSI単位系と姉弟
長さの単位 … メートル(m) と センチメートル(cm)・ミリメートル(mm)
  • 長さの基本単位であるメートル (m)と、接頭語 センチ (c)・ミリ (m)がついた状態のセンチメートル (cm)・ミリメートル (mm)という接頭語付き単位を理解する
    (身近な1cmから学習していきます)
  • 測定するものの大きさに合わせて m・cm・mm のうち適した状態の単位を用いることで、「大きすぎる数が扱いやすい数になる 」という、接頭語を使うことによる利便性の向上を実感し、接頭語の必要性を感じる
    (もちろん小さすぎる数も扱いやすくなりますが、小数を正式に学んでいない2年生の段階では、小さすぎる数の不便さを感じることが まだ出来ません)
  • m・cm・mm の間で 換算が出来るようにする
m・cm・mmの換算値と姉弟
m・cm・mmの換算値の大人用解説とイノママ
普遍単位の計器での測定 … ものさしを用いた長さの測定
  • 実際にものさしを用いて、直線の長さを正しく測定出来るようにする
  • ものさしの目盛りの仕組みも 理解できるようにする
    (ものさしが初めての計器)
かさの単位 … リットル (L) と デシリットル (dL)・ミリリットル (mL)(およびccの紹介)
  • かさの単位として使われるリットル(L) と、接頭語 デシ(d)・ミリ(m) がついた状態のデシリットル(dL)・ミリリットル(mL) という接頭語付き単位を理解する
  • L とdL と mL の間で 換算が出来るようにする
☆1mL=1cc の紹介
(かさの単位ccは、学習指示はありませんが身近なので、ここで紹介がある場合も多いかと思います)
(※ cc は立方センチメートルの英語 ”cubic centimeter” の略(仏語の略ともありましたが どちらもcc(笑))なので、つまりccは㎤ 、1mL=1㎤ =1cc です。cc という表記になると 小学校では(おそらくその先も)学習指示はありませんが、立方センチメートルという意味的には5年生の学習内容となります。)
L・dL・mLの換算値と姉弟
L・dL・mLの換算値の大人用解説とイノママ
普遍単位の計器での測定 … 1リットルマスを用いたかさの測定
  • 1リットルマスを用いた かさ の測定を通して、1リットルマスの目盛りの仕組みや、単位というものの意味について理解と実感を深める
測るものの種類に応じた単位の選択 … 長さの単位とかさの単位
  • 長さと かさ の違いを基に、大きさの問題ではなく、何を測定したいのか、測りたい量のそもそもの種別で、そもそもの基本となる単位が異なり、使い分けることを理解する
測るものの大きさの見当 … およその大きさとその大きさに適切な単位、および 大きさに適した計器
  • 測定する前に、身近で大きさの分かりやすいものなどを基準にして、測定したい量の大きさの大体の見当をつける
    (例えば、机の横幅が約65cmであることを知っていれば、それを手掛かりにして、ノートの幅は大体20cmより少し小さいくらいかな、と分かる)
  • 測定したい量の大きさの大体の見当をつけたら、その大きさを表すのに適した単位(=デシ・センチ・ミリなどのうち 適した接頭語つき単位 あるいは 接頭語なしの単位)で表す
  • 大きさに適した単位を選ぶことで正しく伝えられることや、測定値が扱いやすくなることを実感する
  • およその大きさを先に知ることや、その大きさに適した単位を見抜くことは、測定したい大きさに適した計器の選択にもつながることを知る
    ( 1mと30cmのどちらのものさしで測るべきか、など )
    (「量の大きさではない要素(形状など)」も考慮して計器を選択するのは3年生です )
  • これらの経験や学習を通して、およその大きさを先に知ることや、単位につく接頭語の正しい使い分けにより、利便性が向上することを、実感しながら理解していく

 

★ おまけ!小学校で学ぶSI接頭語

小学校算数で学ぶSI接頭語とイノママ

 

 

時刻と時間

時刻と時間 : 2年生【測定】 – 項目詳細
時刻と時間の違い … 量としての時間
  • 「時刻」は 時の流れの中のある一点を示し、「時間」は 時刻と時刻の間の時の大きさを示す「量」であることを理解する
  • 日常生活ではあいまいな場合も多い「時刻」と「時間」の違いを、明確に区別できるようにする
時刻と時間と姉弟とイノママ
 
時間という量は、 長さ・かさ・広さ などと違って 目で見ることができず、 重さのように分かりやすく実感することもできず、 子供達にとって 「量」 としては捉えにくいものですが、 基本量となる物理量の一つです(他の物理量では表すことの出来ない物理量のこと)。これまで学んできた量と同様、「基準1とする単位が幾つ分」で表せます。「日・時間・分・秒」などと、 基準とする量を表す単位は、起源は古代まで遡るくらい昔から、先人達により考え抜かれ、長く使われてきています。二点の時刻からその間の大きさを計算したりすることなどで、その量の大きさを表すことが出来ます。
時間としての日・時・分とお互いの関係
  • 時間の単位としての 日・時間・分について正しく知り、それらの関係を理解する
  • 「1時間=60分間」「1日=24 時間」であることを知る
  • 時計の長針が1回転する時間が 「1時間=60分間」であることを理解する
  • 長針が1回転する間の短針の動きからも 「1時間=60 分間」であるという関係を実感する
  • 「1時間=60分間」を、日常生活での具体的な場面に対応させて、実感を伴い 理解を深める
    ( 朝7時に起きてから 学校が始まる8時までの時間、などとして )
  • 後述の午前と午後の関係や その図から、「1日=24 時間」であるという関係も理解する
  • 時計の模型等を基に、短針が1回転するのに必要な時間が12時間であることを理解し、午前と午後でそれぞれ1周すること、および、そこからも 「1日=24 時間」の関係を理解する
日常生活での時刻と時間
  • 日常生活で使う「午前」「正午」「午後」の時間帯を捉える
    (日常生活で使う、日時に関する表現の「昼前」「昼すぎ」や「昼食の前」「昼食の後」などの経験も基にして捉える)
  • 正午を中心に、午前や午後はそれぞれ12 時間ずつあることを理解する
    (前述の「1日=24 時間」の関係の理解へも繋げる)
  • 時計の模型等も用いて、日常生活での時刻と時間を捉えて、実感と理解を深める
  • 時間の単位に着目し、短針や長針の動きを基に 経過した時間を捉えて、日常生活に生かす;
  • 例1)給食の始まりから終わりまでの時間を調べて、食事のペースの見通しをもつ
  • 例2)起きている時刻や学校が始まる時刻、学校から帰る時刻や寝る時刻、などを「午前」「午後」を用いて表現し、その間の時間を調べて、生活リズムを意識する

 

 

※ご注意事項

【ご注意事項】

※ ご紹介する単元名や項目名は、学習内容の意味的なまとまりをご紹介するために、学習指導要領や子供達の教科書等を参考に、作成者が個人的にまとめたものです。学習指導要領や各教科書および参考書等での、実際の括り方や 用いられている名称とは 異なる場合もありますので ご了承ください。

※ 調査や要約等には 細心の注意を払い、出来る限り正確な内容となるよう努めていますが、あくまでも全て、個人の解釈です。内容を保障するものではありませんので、ご了承ください。

 

おわりに

以上で、2年生算数【測定】領域の、各項目の詳細説明は終了です。

各学年とも、学ぶ領域は4つずつありますので、項目説明はあと1回あります♪

次回はついに2年生最後となる、「小学校算数2年生の項目詳細【データの活用】」です。

※2025/11/18現在 、サイトリニューアルのため、「2年生の項目詳細【データの活用】」のページが閲覧出来ません。11月中旬中には再公開しますので、お待ちください。また、3年生以降はリニューアル未着手のため、「単元と項目」ページは内容の精査および校閲・校正の前段階、「項目詳細」ページはさらにボリュームが多すぎて読みにくい状態のまま、となっております。2年生終了後、順次リニューアル作業を行っていく予定です。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

 

それでは(^^)/

 

 
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